赤ひげニコニコ通信

2010年10月 7日 木曜日

吊性系と置性系まくら

人は古くから枕を使ってきました。1924年に初めてアウストラルピテクスの化石が南アフリカで発見されたとき化石の頭蓋骨の下には砕石が敷かれていました。祭祀的意味かもしれませんが、約数百万年前の最も古い枕の痕跡といわれています。
 現代では機能や好みに合わせ高機能枕や抱き枕など多種多様な枕が作られるようになりました。しかしそれは、生命の自然な営みにあう生理的な枕なのでしょうか?私たちは、睡眠を記憶の整理と身体の休息のためにとります。このとき頭蓋骨にあるひび割れ矢状縫合、ラムダ縫合など)は、緩めたりしめたりとわずかに動いていま。この動きは日中脳を使った時にできた諸種の不要産物を熱エネルギーなどに換え放出する仕組みです。
脳は熱に弱いので就寝中この動きを妨げない枕を選んでいただきたいと思います。枕の高さも枕を選ぶ重要な要素です。枕が高すぎたり、過度に密着したりすると、血管が圧迫されるためうっ血し脳幹などが温度を上げます。そのため脳は、寝汗をかきなさいと体に命令します。起きて水分補給をすればよいのですが、エアコンなどをつけて寝苦しさを感じることがないと脱水症状を起こして血液が粘土を増し脳梗塞の危険性が高まります。
脳への負担を考えたとき、枕の持ちあげ角度は、血液が心臓に自然還流する約5°~6°(年齢による可変)の角度が望ましいと思われます。
生理的枕を使って脳を守り安全快適な休息をとってみてはいかがでしょうか。



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投稿者 田中整骨院

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